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これってスイッチ入ってるの?
~ 驚異的静音コンピュータ作成のためのインサイダーズガイド ~

カリーム・ファーミ

金曜日の午後5時。 リフレッシュした爽快な気分で、踊り出すように職場を後にします。ちょっと待って。 何かおかしくありませんか? 金曜日の午後5時にリフレッシュした爽快な気分の人がいるでしょうか? (あなたがもしそうなら、幸せですね。 しかし、他の人からはちょっと変わった人だと思われるでしょう。)

職場が退屈なのはなぜでしょうか? ひとつの理由は、騒音にあります。 騒音は、強いストレスを感じさせます。 電話のブザーやベルのように。 コンピュータの騒々しいうなり音。 心地よく感じますか? もちろん違うでしょう。 研究によると、騒音はストレスを増加させ、集中力を低下させ、長引く苦痛に満ちた死につながります。

もちろん、最後の部分は冗談です。 しかし、騒音が不快なものであることは間違いありません。 コンピュータをお使いの場合は、必要以上の騒音を我慢している可能性があります。 コンピュータが騒音をまき散らすのは、ほとんどのコンピュータの内部に、とまどうほど多様なファン、電源、ブンブンと音を立てる正体不明のガジェットなどがあるためです。

幸いなことに、助けが用意されています。 最もやっかいな獣の静音化にも役立つ10のヒントを用意しました。 エキスパートユーザーのためだけに、特別に秘密のヒント(# 11)も用意しました。 これは、大変な作業だと思われるかもしれません。 しかし、本物の静音コンピュータを体験したら、元に戻ることはできません。 (この点については私たちを信頼してください。)

始める前に、1つ注意することは、 この記事では、意図的に水冷については説明していません。 一部のユーザーにとっては水冷が適している場合もありますが、多くのユーザーが簡単に実現できる解決策に取り組みたいと考えました。 水冷については、将来、独立した記事において説明することになるかもしれません。

1. ややスマート。 それほど難しくない。

コンピュータが快適に動作するには、十分な冷却が必要です。 つまり、ファンが必要です。 しかも、たくさんのファンが。 CPUファン、ケースファン、ハードドライブファン、ビデオカードファン、などなど。 しかし、元々コンピュータに内蔵されている騒々しいファンに我慢する必要はありません。 わずかの費用と、コンピュータ内部での数分の作業によって、騒々しいマシンを驚くほど静音にすることができます。

CPU冷却システムのオーバーホールから始めましょう。 適切に冷却しないとCPUが溶けてしまうため、金属製のヒートシンクと回転ファンで妥当な温度を維持しています。 しかし、これらのファンは、60ないし70 mmと小さく、十分な空気の流れを生み出すために非常に高速で回転します。 また、その多くは、CPUがアイドル状態に近く、最大限の冷却が必要ない場合でも、一定の速度で回転します。 このような理由で、騒音が大きくなります。 幸いなことに、2つの簡単な解決策があります。

第1に、既存のCPUファンを、80 mm、92 mmないしは120 mmなどのより大きなファンと交換します。 (多くのコンピュータには120 mmのCPUファンを取り付けるスペースがないため、購入する前に隙間を測ってください。) 大型のファンを使用するには、既存のヒートシンク用のアダプタを購入するか、大型のファンサイズに対応する新しいヒートシンクを購入する必要があります。 その結果は? 低速で、静音なファンになります。

第2に、新しいCPUファンには、可変速温度制御機能付きのものを選びます。 簡単に言うと、温度が高くなるとファン速度が速くなり、温度が低くなるとファン速度が低下するということです。 回転速度が低下するほど、静音になります。 したがって、コンピュータのアイドル時など、CPUが遊んでいる場合は、驚くほどの静音性に報われることでしょう。

2. ビデオはどの程度高温ですか?

騒々しいCPUファンが静音になったら、 次は、ビデオカードの番です。 数年前まで、ほとんどのユーザーは独立したビデオカードを使用してさえいませんでした。 しかし、最近のディテールに凝ったゲームでは、適切なアニメーションの再生に火を噴くようなビデオカードが絶対に必要です。 これらのカード上のチップは高温になるため、ご想像のとおり、騒々しいファンが必要となります。 本当でしょうか? システム構成によっては、通常、ビデオカードファンをアフターマーケットのヒートシンクと交換することができます。 ヒートシンクは、もちろん、まったくの無音です。 また、一般的に、騒々しいファンと同程度にビデオカードを冷却することができます。 ただし、この戦略が効果を発揮するには、ケース内の空気の循環を特定する必要がある点に注意してください。 ケース内の空気の流れを最大化する方法については、「熱をやっつけろ」の記事をチェックしてください。

3. タワー用の電源。

次に、電源を見てみましょう。 もちろん電源は、相当な熱を発生します。 だからといって、ターボプロップエンジンのような騒々しい冷却ファンが必要なわけではありません。 そのようなファンが付いている場合は、電源のアップグレードを検討してください。 (確かに、既存の電源を開けてファンを交換することも可能です。 ただし、お勧めとはいえません。) 保証が無効になります。 また、110ないし220ボルトの電流にさわってみたいとも思わないでしょう。

費用はかかりますが、静音で大容量の電源を購入する方が賢明です。 システムを頻繁にアップグレードしているのに電源を交換していない場合は、電源の容量ぎりぎりで作動している可能性があります。 この場合発熱が増えるため、より強力な冷却が必要となります。 そういうわけで、できれば超静音動作設計の大容量電源を検討してください。 ボールベアリングファン、温度反応システム、ケースファン専用の「Fan-Only」電源コネクタを搭載した電源を探しましょう。 このような機能により、システムの温度が低下すると、ケースファンおよび電源ファンの速度が低下します。 低速のファン動作が何を意味するかは、すでにご承知のとおりです。

付加機能満載のハイエンド電源に奢るのがいやなら、それでもかまいません。 たとえば、専用の「Fan-Only」電源コネクタなしにすませることは十分可能です。 信頼できるブランドの高品質電源を購入しましょう。

4. サイズの問題

これまでの作業で、CPUファンを交換し、ビデオカードファンをヒートシンクと取り替え、取り扱いの難しい古い電源をアップグレードしました。 それでもまだ、あなたのコンピュータは、あなたが常に夢見ている静かな天使とは呼べないでしょう。 おそらく、難しいでしょう。 その他にもオプションはたくさんあります。 たとえば、ケースファンはどうでしょうか。 既存の多くのケースでは、小さな高速ファンを2個使用して空気を循環させています。 不幸なことに、これらのファンは大量のノイズも循環させます。 静音化のために、2個の小さなファンを、1個の大きな低速ファンと交換しましょう。 また、新しいファンがシステム温度に反応して速度調節できるようにしましょう。 その結果には、あなたの耳も満足するでしょう。

5. ミスター・ラフォージ、いますぐここを離れるぞ。ワープだ!

ついてきていますか? そろそろ折り返し点です。 これまで見てきたように、スピードはノイズの原因でした。 最も重要なコンポーネントのひとつ、ハードドライブは、しばしば、エンタープライズ号のジャン=リュック・ピカール艦長も自慢に思うほどのスピードに達します。 古いドライブの回転速度は5,000〜7,000 RPMですが、新型のドライブでは15,000 RPMに達するものもあります。 スピード狂にはたまらないでしょうが、より静かなコンピュータを求める私たちにはふさわしくありません。 簡単に言えば、 ハードドライブの音がうるさければ、静かなものと交換しましょう。 この記事で特定の製品をお勧めするのはためらわれますが、他の製品よりも目立って静かなドライブが1つあります。 それこそが、Antecの使命なのです。 少々高価ですが、違いは歴然としています。

6. シリコンインプラントが時代遅れなんて、誰が言ったんだい?

確かに、前のヒントはずいぶん値が張るものでした。 ここでは、コーヒー数杯分程度のヒントを紹介しましょう。 コンピュータの特定のエリアに、シリコンガスケットとワッシャを取り付けてみましょう。 ケースファン、ハードドライブトレイ、電源などは、騒音の元となる振動をコンピュータのケースに伝えます。 これらの小さなガジェットを取り付けることで、コンピュータのノイズレベルを驚くほど引き下げることができます。 (取り外したときの変化も驚くほどです。)

7. みんなカーブが好き。

マシンの内部をかき回す合間に、ぎゅうぎゅう詰めのフラットリボンケーブルを、ラウンドケーブルと交換しましょう。 フラットケーブルは見た目が悪いだけでなく、システムの空気の流れを相当妨げます。 一方、ラウンドケーブルなら、システム内部の空気の流れがより円滑になり、温度が下がるとともに、ファンの回転速度も低下します。 それだけではなく、見た目もクールです。

8. 吸収せよ。

信じていただけないかもしれませんが、1円もかからないヒントがあります。 (いや、数円はかかるでしょうか。まあ、そんなところです。) 薄いフォームパッドを、頼りになるケースの下に敷いてみましょう。 フォームが、ケースによって伝えられる騒音の元になる振動を吸収します。 元TVパーソナリティーやカリスマ主婦が言っていたように、これはいい思いつきです。

9. 最も必要な場所に、小さなパディングを。

いい調子ですね! もうすぐ終わりですよ。 ケースの下にフォームパッドを敷いたので、別の賢いトリックが使えます。 ケースの内側に、音響パディングをいくつか取り付けましょう。 (もちろん、ケースファンを覆わないようにしてください。) パディングにより、ケースから放出される残りのノイズの大部分が弱められます。 ただし、ケース温度の上昇は避けられませんので注意してください。 温度モニターを注意深く監視し、危険な水準まで温度が上がるようなら、パディングを取り除きましょう。

10. 新品が一番

ここまでお読みになった読者の中には、これらのアップグレードをすべて実行する時間をどうやって作ればよいかとお悩みの方もおいででしょう。 ビデオカードファンを取り外そうかと考える方もいるでしょう。 ばかげた考えでしょうか?いいえ、その気持ちはわかります。 (時に、同じ質問を自問することもあります。) 劇的に静かなコンピュータを手早く見つけたいあなたには、率直に、超静音ケースのご購入をお勧めします。 ささやく声よりも静かな動作を実現するために特別に設計されたケースを探して、新品のケースにコンポーネントを移し替えましょう。 結果にきっと驚きます。

あなたも手に入れたのです。 苦痛のない、扱いの簡単な、ミントのようにさわやかな静音コンピューティングへのガイドを。 終わりにする前に、エキスパートユーザーのためだけに、静音コンピューティングに関する極秘の特別ヒントを謹んで紹介します。 (エキスパートユーザーでない方は、読むのをやめてください。 ゆっくりと後ろに下がれば、誰も傷つかずに済みます。)

11. コンピュータのスイッチを切って、変化を求めて外に出ましょう。

正直になりましょう。 本当に無音のコンピュータを実現するには、スイッチを切るしかありません。 本当です。 ときどきは、マシンのスイッチを切りましょう。 身支度をして。 外に出ましょう。 日の光を肌に浴び、顔で風を感じましょう。 幸せを感じませんか? 生きているって、そういうことではないでしょうか?

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